22分間の崩壊──スパーズ自滅の連鎖がメトロポリターノを揺らす
63年ぶりの公式戦は、誰も予想しなかった形で幕を開けた。開始からわずか22分で4-0。アトレティコ・マドリードがトッテナム・ホットスパーを飲み込んだのではない。スパーズが自らの足元から崩れ落ちたのだ。
イゴール・トゥドルはこの試合で、正GKグリエルモ・ヴィカーリオに代えて22歳のアントニーン・キンスキーを先発に抜擢した。10月のリーグカップ・ニューカッスル戦以来となるCL本大会でのデビュー戦。メトロポリターノの轟音が鳴り響く中、その決断は厳しい結果を伴うことになる。
6分。ゴールキックの流れでロメロからの短いパスを受けたキンスキーが逆サイドへ蹴り出そうとした瞬間、軸足が滑った。ボールはアデモラ・ルックマンの足元に転がり、ルックマンはすぐさまフリアン・アルバレスへ展開。アルバレスのパスを受けたマルコス・ジョレンテが、右足で冷静にゴール左隅へ流し込んだ。1-0。メトロポリターノが揺れた。
スパーズは反撃を試みる。9分、アーチー・グレイのパスを受けたマティス・テルが25ヤードのミドルシュートを放ったが、ヤン・オブラクが正面でキャッチ。しかし落ち着きを取り戻す時間は与えられなかった。
14分、パプ・サルのバックパスを受けたミッキー・ファン・デ・フェンが足を滑らせた。アントワーヌ・グリーズマンはその瞬間を見逃さず反応し、ルーズボールを拾ってドリブルで前進。キンスキーの前で冷静に左足でゴール右隅へ沈めた。2-0。
そのわずか1分後。ファン・デ・フェンからバックパスを受けたキンスキーが、今度はクリアを完全にミスキックしてしまう。ボールは自分の足に当たって跳ね、目の前に立っていたアルバレスが無人のゴールへ流し込んだ。3-0。開始15分にして3点のリード。bbntimesによれば、CLノックアウトステージで15分までに3点のリードを奪うのは史上最速の記録だった。
トゥドルは即座に決断した。17分、キンスキーに代えてヴィカーリオを投入。The Analystによれば、わずか5タッチの間に2つのエラーで2失点に関与した22歳は、涙を浮かべながらピッチを後にした。チームメイトが肩を抱き、スタッフが寄り添った。そしてメトロポリターノの観客からは、敵チームの若い守護神に対する同情の拍手が送られた。
だが嵐はまだ収まらなかった。22分、グリーズマンが蹴ったフリーキックに対し、サルが自陣ゴール方向へヘディングしてしまう。ヴィカーリオがこれを好セーブで弾いたものの、その跳ね返りをロビン・ル・ノルマンが頭で押し込んだ。4-0。CL全体の歴史において、22分時点で4得点を記録したのは2011年11月のレアル・マドリード対ディナモ・ザグレブ(20分)に次ぐ、史上2番目のスピードだった(The Analyst)。
26分、スパーズがようやく反撃の一撃を返す。リシャルリソンがペナルティエリア内でボールを収め、ペドロ・ポロへ展開。ポロの右足シュートがオブラクの脇を抜いてゴール左隅に突き刺さった。4-1。前半のうちに1点を返したことは、このあとの展開を考えれば小さくない意味を持つことになる。
その後もスパーズは食い下がった。35分にはロメロがコーナーキックからヘディングでポストを直撃。もう少し内側であれば4-2だった。一方、アトレティコも42分にジョレンテのシュートがわずかに右に逸れるなど、追加点の機会を逃している。前半は2分のアディショナルタイムを経て4-1で終了した。
12秒のカウンター、そしてソランケの意地──後半の攻防
ハーフタイムにトゥドルは2枚替えを敢行した。マティス・テルに代えてコナー・ギャラガー、ランダル・コロ・ムアニに代えてドミニク・ソランケを投入。ギャラガーにとっては今年1月までプレーしていたメトロポリターノへの「帰還」であり、スパーズファンがポチェッティーノの名を歌う中での投入だった。シメオネは試合前会見で「ギャラガーは謙虚に働いた選手。非常に好意的な思い出がある」と語っていた(Into the Calderón)。その古巣のスタジアムで、ギャラガーは静かにピッチに立った。
後半開始直後、スパーズは前半とは異なる集中力を見せた。54分、ポロのクロスにリシャルリソンがダイビングヘッドで合わせる。強烈なヘッダーだったが、オブラクが正面で見事にセーブ。スパーズにとっては4-2に迫る最大のチャンスだった。
だが、そのわずか12秒後にすべてが暗転する。オブラクのセーブからの流れでマテオ・ルッジェーリがクリアしたボールを、グリーズマンがハーフウェイライン付近で受けた。背中に2人のスパーズ選手を背負いながら、グリーズマンはワンタッチでボールをアルバレスの走るラインへ送り出す。バックヒール。アルバレスはそのボールを受けてピッチの中央を疾走し、ヴィカーリオの前で冷静に右足でゴール左隅へ流し込んだ。5-1。リシャルリソンのヘッドからアルバレスのゴールまで、わずか12秒。スパーズの希望は一瞬で消えた。
それでもスパーズは諦めなかった。68分にリシャルリソンに代えてジョアン・パリーニャを投入し、中盤の強度を上げにかかる。76分、オブラクが自陣でのビルドアップで信じがたいパスミスを犯した。ボールはポロの足元に渡り、ポロが素早くソランケへ展開。ソランケの右足シュートがゴール右上隅に突き刺さった。5-2。
アトレティコ側も68分にルックマンに代えてパブロ・バリオスを、同じく68分にジョレンテに代えてアレクサンダー・ソルロートを投入。バリオスにとっては2月5日のベティス戦での負傷以来、約1ヶ月ぶりの復帰戦だった。73分にはアルバレスに代えてニコ・ゴンサレス、81分にはグリーズマンに代えてコケを投入し、試合をコントロールした。
試合の最終盤、もう一つの痛ましい場面が訪れる。アディショナルタイム、パリーニャとロメロが空中で激しく頭同士を衝突させた。味方同士の接触だった。パリーニャは担架で運び出され、ロメロも最終盤にプレー続行が困難な状態に陥った。スパーズは全交代枠を使い切っていたため、最後は人数を欠いた状態で試合を終えた。90分+7分、主審がフルタイムの笛を吹いた。アトレティコ・マドリード 5-2 トッテナム・ホットスパー。
スコアほどの差はあったのか──数字が語るこの試合の実像
5-2というスコアだけを見れば、一方的な試合だったように映る。だが試合全体を通して見ると、両チームの間にスコアが示すほどの内容差があったかは疑問が残る。
FotMobのデータによれば、xG(期待得点)はアトレティコ3.12に対しスパーズ1.41。アトレティコの優位は明らかだが、5対2というスコアラインほどの開きではない。シュート数は11本対11本の完全同数。ボックス内シュートに至っても9本対9本とまったく同じだった。ビッグチャンスはアトレティコ5に対しスパーズ3で、ビッグチャンス逸失はアトレティコ1に対しスパーズ2。アトレティコの5得点すべてがビッグチャンスから生まれたわけではないが、限られた決定機を高い確率で仕留めたことがスコアに直結している。ロメロのポスト直撃やリシャルリソンのオブラクに阻まれたヘディングなど、スパーズ側にもゴールに迫った場面は確実に存在した。
この試合を分けたのは、アトレティコの決定力と、スパーズの致命的な個人エラーだ。アトレティコの最初の3得点はいずれもスパーズ側のミスから生まれたもので、オープンプレーにおけるチームとしての崩しの差ではなかった。xGオープンプレーはアトレティコ2.70対スパーズ1.10、セットプレーxGは0.41対0.31。デュエル勝利数の内訳を見ると、空中戦ではアトレティコが14勝対5勝(勝率74%対26%)と圧倒した一方、地上戦は41対38(52%対48%)とほぼ互角。ドリブル成功数に至ってはスパーズが12に対しアトレティコは5と、中盤から前での個の仕掛けではスパーズの方が上回っていた。
要するに、アトレティコは限られたチャンスを最大効率で得点に変換し、スパーズは自らのミスで試合を壊した。スコアが示す「圧勝」と、ピッチ上で起きていた「拮抗」の間には、無視できないギャップがある。
グリーズマン──35歳の輝き、別れの予感の中で
今月で35歳を迎えるアントワーヌ・グリーズマンは、この試合で1得点1アシストを記録し、FotMobレーティング8.7、Into the Calderón評価8.5という圧倒的な数字を残した。MLS・オーランドシティへの移籍が取り沙汰される中、グリーズマンはメトロポリターノでまたひとつ、記憶に刻まれるパフォーマンスを披露した。
14分の得点シーンは、グリーズマンの知性が凝縮されていた。ファン・デ・フェンが足を滑らせた瞬間、グリーズマンはすでにボールが転がる先にポジションを取っていた。ボールを拾ってからの数ステップで、ゴールまでの道筋を読み、対峙したダンソを冷静にかわし、左足でゴール右隅へ沈めた。慌てることも、力むこともない。クラブ歴代通算得点記録保持者にふさわしい、静かな決定力だった。
しかし、この試合で最も美しかったのはグリーズマン自身のゴールではなく、55分のアシストだった。オブラクのセーブからルッジェーリのクリアを経て、ハーフウェイライン付近で体を反転させながら放ったワンタッチのバックヒール。ボールはアルバレスの走り出すラインに吸い込まれるように送り出された。プレビュー記事で「できるだけ長い時間ピッチで見たい選手だ」と書いたが、81分にコケと交代してピッチを去るグリーズマンに、メトロポリターノは長い拍手を贈った。
シメオネは試合後の記者会見で、グリーズマンの将来について問われ、こう答えた。「今夜、アントワーヌ・グリーズマンはピッチ上で最高の選手だった」(bbntimes)。それ以上は語らなかった。この言葉の裏にあるものを読み取るのは、それぞれの聞き手に委ねられている。
アルバレスという存在──プレスが生むゴール、ファーストタッチの芸術
フリアン・アルバレスはこの試合で2得点1アシストを記録し、FotMobレーティング9.2のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。Into the Calderonの評価も8.5。試合を支配したのはグリーズマンの技術だったかもしれないが、試合を決定づけたのはアルバレスの得点力だった。
6分の先制点につながるアシストは、キンスキーのスリップが生んだチャンスだった。だが、そもそもキンスキーに時間を与えなかったのはアルバレスのプレスだ。ゴールキックに対して積極的に距離を詰め、パスコースを制限していたからこそ、キンスキーは無理な体勢でのパスを強いられた。ボールが転がってきたのは偶然ではなく、アルバレスの意図的な圧力の産物だったと言える。
15分の自身のゴールは、キンスキーのミスキックが目の前に転がってきたものであり、フィニッシュとしての難易度は高くない。だが55分のゴールは、アルバレスだからこそ生まれた得点だった。グリーズマンのバックヒールを受けた瞬間のファーストタッチの場所と大きさが絶妙で、ボールを前方の走るスペースへ完璧に置いた。背後からペドロ・ポロがスプリントで追いかけてきたが、このファーストタッチのおかげで追いつかれることなく角度を作り、ヴィカーリオの手の届かないゴール左隅へ流し込んだ。スピードだけではない。判断の速さと、ボールを自分の意思で支配する技術が凝縮されたゴールだった。
The Analystによれば、アルバレスは2022年のCLデビュー以降、通算22得点8アシストで30ゴール関与に到達した。同期間でこれを上回るのはキリアン・ムバッペ(40)、ビニシウス・ジュニオール(39)、ハリー・ケイン(36)、アーリング・ハーランド(35)の4名のみだ。25歳のアルゼンチン人は、欧州最高峰の舞台で確実に歴史を刻み続けている。
ジョレンテの先制弾とカルドーソの献身──中盤の貢献者たち
マルコス・ジョレンテは6分の先制ゴールでこの試合の口火を切った。アルバレスからの折り返しをペナルティエリア内で受け、右足のサイドフットで抑えの効いたシュートをゴール左隅に送り込んだ。FotMob 7.7、Into the Calderón 7。得点だけでなく、14分のサルへのプレッシャーがグリーズマンの2点目を間接的に演出し、42分には惜しいシュートも放っている。
ジョレンテの持つ「ミドルレンジから枠内にシュートを飛ばす能力」は、アトレティコの中盤において希少な武器だ。ミドルシュートを浮かせてしまう選手が多い中で、ジョレンテは一貫してゴール枠を捉えてくれる。直近のレアル・ソシエダ戦では、ジョレンテの枠内ミドルシュートのこぼれ球からルッジェーリのクロスにつながり、ニコ・ゴンサレスのヘディングで2点目が生まれていた。効果的なミドルシュートを打てる選手が限られるアトレティコにとって、ジョレンテを中盤で起用できることの価値が、こうした場面で改めて浮き彫りになる。
ジョニー・カルドーソはスコアシートには名前が載らないが、FotMob 6.5、Into the Calderón 7という評価が示す通り、中盤の守備で確かな仕事をこなした。スパーズのビルドアップを的確に妨害し、タックルとフィジカルな介入でボールを回収。ジョレンテやルックマンが高い位置を取るための自由を、カルドーソの地味だが堅実な守備仕事が支えていた。
マルク・プビルは右サイドバックとして先発し、FotMob 7.0、Into the Calderón 7という安定した評価を受けた。10本の地上・空中デュエルに勝利し、4つのボールリカバリーを記録。ジョレンテが自由に攻撃参加できたのは、プビルが右サイドの守備を引き受けていたからでもある。
ルッジェーリの課題とオブラクの両面性──改善すべき点
5-2の大勝の中にも、第2戦に向けて看過できない課題が残った。
筆者としては、マテオ・ルッジェーリの1失点目(26分、ポロのゴール)における対応には問題があったと考える。リシャルリソンにカウンターでボールが渡った場面で、ルッジェーリの守るサイドに高い位置を取った相手アタッカーがいなかったにもかかわらず、ルッジェーリだけがディフェンスラインよりもゴール側に深く位置していた。仮にラインを揃えていればオフサイドを取れていた可能性もあるが、映像を見返すと非常に際どく、断言はできない。ただ少なくとも、あの場面でラインを合わせる意識が薄かったことは否めないだろう。さらにその後、ペナルティエリア内でポロへのパスに不用意に飛び込んでかわされたことで、ポロにシュートの時間と角度を与えてしまった。Into the Calderonは4.5という厳しい評価をつけているが、FotMobは7.2。この乖離は、失点シーンの過失をどの程度重く見るかの違いだろう。
ヤン・オブラクの評価も二分される。54分のリシャルリソンのダイビングヘッドに対するセーブは、得点を許せば流れが変わりかねなかった場面で試合を救い、直後のアルバレスの5点目を演出する起点ともなった。一方で、76分のビルドアップにおけるパスミスは致命的だった。ポロに直接ボールを渡してしまい、ソランケのゴールに直結した。普段のオブラクには見られないクオリティのミスであり、試合全体を通してもボール配球の不安定さが目についた。Into the Calderonが4.5、FotMobが5.3という厳しい評価を受けたのも頷ける。CL11試合連続でクリーンシートを逃していることは、本来のオブラクの水準からは程遠い。第2戦のトッテナム・ホットスパー・スタジアムでは、こうしたミスがより高い代償を伴いかねない。
キンスキーへの拍手、ロメロへの懸念──5-2の裏にあった光景
アントニーン・キンスキーにとって、この試合は厳しいものだった。22歳にして迎えたCL本大会でのデビュー戦で、メトロポリターノという欧州屈指の難しいアウェー環境に立たされ、わずか17分で交代を告げられた。The Analystによれば、5タッチの間に2つのエラーが直接的に失点につながっている。FotMobレーティングは2.9。数字だけを見れば、個人としてCL史に残る最も厳しいデビューの一つと言えるかもしれない。
だが、この試合で最も心に残ったのは、キンスキーがピッチを去るときの光景だった。涙を浮かべてうつむくキンスキーに、チームメイトのロメロが寄り添い、トゥドルが交代を指示した後にはギャラガー、ソランケ、パリーニャまでがベンチから駆け寄って声をかけた(BBC)。そしてメトロポリターノの観客──ふだんは対戦相手に容赦のないアトレティコのファンたち──が、キンスキーに拍手を送った。フットボールの残酷さと、それでも失われない人間としての温かさが、同時に存在した瞬間だった。デ・ヘアも試合中にSNSでキンスキーを励ましており、ぜひ立ち直ってほしいと思う。
試合終盤に起きたロメロとパリーニャの衝突も心配の種だ。アディショナルタイムの空中戦で味方同士が頭をぶつけ合い、パリーニャは担架で退場。ロメロは一度プレーに復帰したものの、最終的にしゃがみ込んでプレー続行が困難となった。本人が何らかの異変を感じてプレーを止めたのであれば、その判断は正しい。ロメロについては昨夏にアトレティコへの移籍が噂された選手でもあり、一ファンとしても無事を願うばかりだ。
3点差の重み──第2戦に向けて
アトレティコ・マドリードは、準々決勝に大きく近づいた。FotMobによれば、アトレティコはCLラウンド16での対イングランドクラブ戦で、過去3度のうち2度勝ち抜いている。今季のCL得点数は29に到達し、現時点では今季CLの全チーム中最多だ。CLのノックアウトステージでクラブ史上初の5得点以上も記録した。コパ・デル・レイ決勝進出と合わせ、タイトル獲得に向けた戦いは着実に進んでいる。
ただし、筆者としては、5-1ではなく5-2で終わったことの意味は小さくないと考える。もし5-1のまま試合を終えられていれば、第2戦のトッテナム・ホットスパー・スタジアムでは、より余裕を持ってゲームをコントロールできたはずだ。しかし3点差ということは、スパーズが仮に3得点を挙げた場合、延長戦に突入する(今大会はアウェーゴールルール廃止)。アウェーで、相手に勢いが乗った状態で延長戦を戦うことになれば、かなり不利な状況だ。つまり、第2戦では2点差以内に抑えることが実質的な命題となる。シメオネがルックマンとジョレンテに代えてバリオスとソルロートを投入し、グリーズマンをコケに替えたのは、勝ち試合をマネジメントする判断だった。それ自体は正しいが、結果として3点差にとどまったことは頭に入れておく必要がある。
スパーズにとっては、全大会6連敗がクラブ史上初という事実が何より重い(The Analyst)。トゥドルは就任後の最初の4試合すべてを落とし、これはスパーズ監督として史上初めてのことだった(The Analyst)。プレミアリーグでは降格圏まで1ポイント差。3月15日にアンフィールドでリバプールと対戦し、18日に第2戦を迎える。CLの奇跡よりも国内残留が優先事項であることは、トゥドルも試合前に認めている。ポチェッティーノの復帰を求めるファンの声がマドリードの空にも届いていた。
第2戦は2026年3月19日(木)5:00 JST、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われる。
選手レーティング
先発メンバー
| 選手 | ItC | FotMob | 寸評 |
|---|---|---|---|
| ヤン・オブラク | 4.5 | 5.3 | 54分のリシャルリソンへのビッグセーブで5点目を演出する流れを作った一方、76分のパスミスは普段の水準からは考えられない質のもの。CL11試合連続でクリーンシートなし |
| マルク・プビル | 7 | 7.0 | 右サイドバックとして先発。10デュエル勝利、4リカバリーと安定した守備。ジョレンテの攻撃参加を支えた |
| ロビン・ル・ノルマン | 6 | 7.8 | 22分にヘディングで4点目を記録。26分のポロのゴールの場面ではリシャルリソンに振り切られたが、全体としては堅実 |
| ダビド・ハンツコ | 5.5 | 7.1 | 5クリアランス、7地上デュエル勝利。堅実にスペースを埋め続けた |
| マテオ・ルッジェーリ | 4.5 | 7.2 | 55分のアルバレスのゴールに至るカウンターの起点となるクリアを行った一方、26分のポロのゴールの場面ではラインコントロールの判断とエリア内の対応に課題 |
| ジュリアーノ・シメオネ | 5.5 | 7.4 | 右サイドで7デュエル勝利。守備で確実にタスクをこなしたが、攻撃面では存在感を出しきれず |
| マルコス・ジョレンテ | 7 | 7.7 | 6分に先制ゴール。得意の抑えの効いた右足シュートで口火を切った。14分のサルへのプレスも2点目を間接的に演出 |
| ジョニー・カルドーソ | 7 | 6.5 | 中盤の底で地味ながら確実な仕事。スパーズのビルドアップを的確に妨害し続けた |
| アデモラ・ルックマン | 4.5 | 7.0 | 6分にキンスキーのミスからアルバレスへの展開で1点目をお膳立て。その後は1対1の仕掛けで突破できず |
| アントワーヌ・グリーズマン | 8.5 | 8.7 | 14分に冷静な左足フィニッシュ、55分にバックヒールでアルバレスの5点目をアシスト。試合後にシメオネが「ピッチ上で最高の選手」と評した |
| フリアン・アルバレス | 8.5 | 9.2 | 2得点1アシスト、FotMob MOTM。15分の得点はプレスから生まれ、55分のゴールはファーストタッチの芸術。CL通算30ゴール関与(歴代5位) |
交代出場
| 選手 | ItC | FotMob | 寸評 |
|---|---|---|---|
| パブロ・バリオス | 5 | 6.0 | 68分〜(←ルックマン)。約1ヶ月ぶりの復帰戦。シンプルで効率的な配球でゲームを落ち着かせた |
| アレクサンダー・ソルロート | 3 | 6.1 | 68分〜(←ジョレンテ)。大量リードの中での投入で、目立った得点機会はなし |
| ニコ・ゴンサレス | 4 | 6.2 | 73分〜(←アルバレス)。限られた出場時間の中で目立った貢献には至らず |
| コケ | 5.5 | - | 81分〜(←グリーズマン)。ベテランの落ち着きで最終盤をコントロール |
※ Into the Calderón(ItC)レーティングはInto the Calderón掲載値。FotMobレーティングはFotMob掲載値。コケは出場時間が短くFotMob評価なし。