7連勝、ただ終盤は落ち着かず

アウェイでレバンテに0-2で勝ち、リーガは7連勝になった。36分にグリマルド、62分にジュリアーノ・シメオネが決め、2点ともバエナのパスから生まれた。

立ち上がりは押し込まれ、11分にはオブラクのセーブに助けられた。得点は2点だが、16分のヒュルマンドと後半のハンツコもネットを揺らしていて、どちらもオフサイドで取り消された。2点目を取り、選手を替えてからはかなりバタついた。

この勝利で勝点28とし、一時は首位に立った。同じ日の夜にバルセロナがアラベスに6-1で勝ったため、首位と勝点2差の2位にいる。シメオネ監督はリーガ1部の監督通算344勝目を挙げ、ルイス・アラゴネスの最多記録に並んだ。

バエナのパスが効いた

バエナのチャンスメイクは素晴らしかった。アシストがついたのは62分の2点目だけだが、その前にもバエナのパスを起点にネットを揺らした場面が2回あった。

16分のヒュルマンドへのパスもよかった。ヒュルマンドはうまく収めてGKライアンを破ったが、VARの確認でオフサイドとなり、得点は取り消された。

1点目も、バエナのパスが相手のミスを誘発した。バエナが通したボールをオラサガスティが処理しきれず、こぼれたところをグリマルドが決めている。

2点目は練習した形

2点目は美しかった。EFEによると、オブラクから57秒、19本のパスをつないでジュリアーノが決めた。11人のうち10人がボールに触っている。

最後はバエナが自陣から持ち運び、右から中へスルーパスを通した。ナチョ・ペレスをスピードで振り切ったジュリアーノが、飛び出してきたライアンを落ち着いてかわし、押し込んだ。

バエナは試合後、「今週練習してきたプレーで、起こりうると分かっていた。完璧に出た」と話している。意図して練習してきた形だとは知らず、驚いた。再現性に期待している。

グリマルドは数字で応えた

グリマルドは今季の序盤、守備で批判を受けていた。例えば9月5日のアスレティック戦では、2失点目の場面でロベルト・ナバーロに対応しきれなかった。

それでも最近は、スタッツに継続的に貢献していて素晴らしい。9月13日のレアル・ソシエダ戦で初得点を決め、その試合を含むリーガ7試合のうち5試合で得点かアシストを記録した。今季のリーガは4得点2アシスト。4点のうち2点はPKで、流れの中からの2点はアラベス戦とこの試合で決めた。

見ていて、蹴るボールが面白い。この日の先制点も、角度のない位置から左足でニアの上へ強く蹴り込んだ。ほかにも、縦にドライブをかけるボールがあった。

課題は終盤のバランス

2点目のあと、シュートはレバンテの11本に対してアトレティコは1本だけだった。11本のうち6本はブロックし、枠内の2本はオブラクが止めた。CKやクロスから頭で合わせられる場面は、終盤まで続いた。

シメオネは試合後、2-0になってからは守る必要があったと話し、途中から入ったル・ノルマン、ソルロート、デイビッド、ルックマンの働きを評価した。ただ、見ている側としては、落ち着いて逃げ切ったようにはあまり感じなかった。

いちばん分かりやすいピンチは、67分にジョレンテのパスミスからエタ・エヨンにGKと1対1を作られた場面だった。とはいえ、終盤のバタつきは誰か一人の影響ではなく、チームバランスの課題だと思う。

レーティング

先発

選手ItCFotMob寸評
オブラク78.2セーブは4本。リーガは3試合続けて無失点になった。
ジョレンテ67.9右SBで先発し、76分にバリオスが下がってからは中盤に入った。目立ったミスは67分のパス1本だった。
プビル77.8CBで90分。守備は安定していて、ビルドアップでも落ち着いていた。
ハンツコ87.3後半に押し込んだゴールは、オフサイドで取り消された。左足のパスで組み立てにも関わった。
グリマルド78.236分に先制点を決め、今季リーガの得点は4になった。
ヒュルマンド67.316分の得点はオフサイドで取り消し。パスの成功率は9割を超えた。
バリオス77.9狭い場所でうまくボールをさばき、2点目の流れにも加わった。
ジュリアーノ78.462分に2点目。リカバリーは13回で、チームで一番多かった。
イ・ガンイン56.4フリアンと2トップで先発し、67分に交代。シュートが1本クロスバーに当たった。
バエナ78.162分のアシストを含め、ネットが揺れた4回のうち3回にパスで絡んだ。
フリアン56.8守備にも走り、ライン間でボールを受けた。54分のFKはライアンに止められ、67分に交代。

交代出場

選手ItCFotMob寸評
デイビッド56.467分から出場。レバンテが押し込む時間帯で、シュートはなかった。
ソルロート66.167分から前線に入り、守備の仕事もこなした。
ル・ノルマン66.276分から入り、終盤のクロスを何度か頭で跳ね返した。
ルックマン46.1終盤のシュートはブロックされた。

※ItCレーティングはInto the Calderón、FotMobレーティングはFotMobより引用。